MCI (軽度認知障害) とは?

MCI (軽度認知障害) とは、認知症の一歩手前のこと。

65歳以上の約7人に1人がMCI

MCIは、「健康な脳」と「認知症」の中間にあたる状態です。
「忘れやすくなった」「判断に時間がかかる」など、記憶力や判断力はゆるやかに低下しているものの、自立して日常生活を続けることができる状態です。
MCIは決して珍しいものではありません。実際に、65歳以上の方の約7人に1人はMCIといわれています。1
「もしかして?」と思ったときに早めに気づくことが、自立した生活を守る第一歩になります。

自立した生活を送ることができる

MCIの経過はゆっくり

日常生活に支障が出てくる

【認知症】

できる対策をして
「変化のないことはよいこと」と
とらえ、根気よく対応を

中島健二ほか編:認知症ハンドブック第2版(医学書院)2020;p491,496を元に作成

Porsteinsson AP, et al.: J Prev Alzheimers Dis 2021; 8(3): 371-386を元に作成

中島健二ほか編:認知症ハンドブック第2版(医学書院)2020; p491,496を元に作成

Porsteinsson AP, et al.: J Prev Alzheimers Dis 2021; 8(3): 371-386を元に作成

もの忘れは、年齢のせい?それとも…
MCIのサインは、こんなところにあります。

年齢を重ねるにつれて、もの忘れが出てくるのは自然な変化です。
ただ、旅行の計画を立てる、薬を管理して飲むなど、
少し複雑なことに時間がかかったり、生活に小さな支障が出てきたら、MCIのサインかもしれません。

前日の昼食や夕食の内容が思い出せない

前日の昼食や夕食の
内容が思い出せない

決まった料理ばかり作るようになった...

決まった料理ばかり
作るようになった...

ものを探し回ることが増えた...

ものを探し回る
ことが増えた...

同じことを何度も聞いてしまう...

同じことを何度も
聞いてしまう...

「少し気になるな」という時は、まず「MCIチェック」で確認してみましょう。

MCIチェック

MCIは早めに気づいて、
対策をすることで、
元に戻れる可能性があります。

MCIは早めに気づいて、対策を行うことで改善が見られたり、症状の進行を遅らせられる可能性があります。MCIに関する調査では、年間16〜41%の方が認知機能が戻ったという報告もあります。
今と変わらない生活を少しでも長く続けるために、「MCIかも…」と思ったら、まずはかかりつけ医や地域包括支援センターにご相談ください。

加齢と認知機能

日本神経学会監修:認知症疾患診療ガイドライン2017, 医学書院, p147, 2017より作成

参考文献

1. 内閣官房ホームページ:令和5年度老人保健事業推進費等補助金(老人保健健康増進等事業分)「認知症及び軽度認知障害の有病率調査並びに将来推計に関する研究」 https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ninchisho_kankeisha/dai2/siryou9.pdf( 2024年12月9日閲覧)

Biogen-279504